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「ここは暑いねぇ、バルハラントじゃ考えられないよ。なぁ、アル?」 シフの呼びかけに、先を歩いていたアルベルトが答える。 「私は平気です。シフさんは、バルハラントの環境に慣れてるからですよ」 アルベルトはそう言いながらふり向いた。するとそこには、服をすっかり脱ぎ捨てて全裸になっているシフが、腰に手をあてて額の汗をぬぐっていた。 「ふー…、これで少しはマシになったかね。…どうしたんだい、アル?」 シフは、呆気にとられて口を開けたまま突っ立っているアルベルトに向かって言った。 「…ど、どうしたじゃありませんよ!は、早く服を着てください!」 アルベルトはシフの服を慌てて拾い集めると、シフの背中を押して路地のほうへ進ませようとした。だが、シフの体はビクともしなかった。 「なんだい、慌てて?あたしはバルハル族だから、平気だよ」 「そうじゃありませんよ!と、とりあえず宿へ行きましょう!」 アルベルトはまったく動かないシフの背中を、必死に押していた。すると、シフが急にふり返った。アルベルトの視界に豊満な乳房が二つ、飛び込んできた。 シフの裸を前にして、目のやり場に困りながら、アルベルトは耳まで真っ赤にしていた。 「…ん?なんだアル、顔が真っ赤だよ。あぁ、ホントはあんたも暑いんだね」 「そ、そうじゃありませんよ!…?ああっ!」 アルベルトの目の前で、突然、シフは放尿を始めていた。勢いよくふき出す尿が、石畳の道にどんどん広がった。驚くアルベルトを尻目に、シフは気持ちよさ そうな表情で言った。 「あぁ、外でするのはやっぱり気持ちいいもんだね!バルハラントじゃ出来ない事だよ」 「待ってください!こんなところで!」 アルベルトとシフの周りには、しだいに人だかりが出来始めていた。すっかり出し終えるまで動こうとしないシフの側で、アルベルトはただ立ち尽くしている しかなかった。 「さて!行こうか、アル」 「…はい、行きましょうか」 頭をかきながら、何事もなかったかのように気楽なシフに、アルベルトは先を思いやられていた。 ![]() 「いけませんよジャミルさん。部屋に忍び込むなんて…」 「大丈夫だって!俺に任せとけよアルベルト」 ジャミルとアルベルトは、宿の二階、シフの部屋の前で押し問答していた。 「お?カギはかかってなかったな…」 静かにドアを開けたジャミルは、部屋をそっと覗き見た。部屋の真ん中に置かれたベッドの上では、手足を放り出し、素っ裸の無防備な姿で寝ているシフがい た。 「(おぉ…!すごいぜアルベルト、見てみろよ)」 「(だ、ダメですよ…)」 そう言いながらも、ドアの隙間から顔を出したアルベルトは、シフの陰部を見てしまった。ツルツルに毛の剃られた丘の下には、花のように開いた桃色の割れ 目があった。 「(いこうぜアルベルト)」 「(…む、無理ですよ!)」 ジャミルはしのび足でシフの部屋へ入っていった。ためらっていたアルベルトも、けっきょく後に続いていた。ジャミルはベッドの傍らに立つと、寝ているシ フの口に指を入れて左右に引っぱったり、鼻をつまんだりした。 「(見ろよ、全然起きないぜ。昨日あれだけ飲んでたからな)」 「(起きてしまいますよジャミルさん!)」 「(へ〜きだって…、ほらな!)」 ジャミルはシフの乳首をつまむと、ピンッと弾いて見せた。そして乳房を掴んで何度か揉むと、頬をよせた。 「(あったかくて柔らけ〜ぞ…、お前もやってみろよアルベルト)」 シフの乳房をいじくり回すジャミルをハラハラしながら見ていたアルベルトは、恐る恐るシフに近づくと、乳房に手をやった。思った以上の柔らかさに戸惑い ながらも、両手で少し揉み、ジャミルと同じように頬を寄せてみた。ほのかな温かさが伝わり、アルベルトは懐かしさを感じている自分を不思議に思った。 だが、二人がシフの乳房を枕にしているその時、突然むくりと体を起こしたシフに、二人は仰天し尻餅をついた。 「うわっ!」 「あっ!」 眠そうな目であたりを見渡すシフを、二人はしばらく呆然と眺めていた。 「…お、おはようございます!シフ姐さん。そ、そろそろ時間ですよ!」 ジャミルが取り繕うように言った。 「…ん〜?…もうそんな時間かい…寝過ごしちまったね」 シフは二人のことを気にする様子もなく、ゆっくりと伸びをすると、裸のまま部屋を出て行った。シフがいなくなってしばらくしてから、二人は顔を合わせ た。 「ふう…、ばれなかったみたいだな。それにしても急に起きたなー」 「だから止めましょうと言ったんですよ」 「…ま、お前もけっこう楽しんでたろ?」 「私はそんな…」 「またやろうぜ。今度はもっと飲ませとかなきゃな」 「ジャミルさん!まったく…」 口では拒んでいたアルベルトだったが、その後もジャミルの悪戯にズルズルと引き込まれていった。 |
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